『遊水地などの整備を』御笠川改修問題などについて/福岡市等が県土木委管内視察に伴い陳情

 「7月19日」集中豪雨でJR博多駅周辺に多大な被害をもたらした御笠川氾濫問題について、四年前の同地域の冠水被害激甚災害対策特別緊急事業の指定を受け、改修が進められてきたにもかかわらず深刻な氾濫被害を出し、御笠川改修の早急な見直しを図ると共に、遊水地などの整備を実施するなど総合的防水対策を講じるよう福岡市等から9月8日県土木委員会は福岡土木事務所にて陳情を受けた。
 同時に、多々良川水系改修事業の整備促進(篠栗町)、福岡東環状線の整備促進(粕 屋町)、筑紫野古賀線の道路整備促進(久山町)、国道495号の自歩道整備工事の早期完成(古賀市)、主要地方道飯塚大野城線交差点改良(宇美町)、福岡東環状線の整備促進 (志免町)、飯塚大野城線の自歩道設置(須恵町)、国道495号の自歩道設置(新宮町)などの陳情を受けた。

 これらに対し、広田県議は「各首長よりそれぞれ喫緊の課題について陳情を受け、土木委としても真剣に促進方取組んで参りたい」と決意を述べると共に、御笠川改修問題について、同日午前中の土木委で御笠川が今年6月可決成立した「特定都市河川浸水被害対策法」の指定河川の候補に挙がっていることを受け、遊水地の整備など総合的防水対策を講ずるべく議論した旨報告し、福岡市などの陳情に対する県の対応について決意表明を促した。菊川土木部長は、各首長よりの陳情を重く受け止め、御笠川改修問題については広田議員から指摘があった「浸水被害対策の新法」など活用できるものは生かしながらも整備の促進を図って参りたいと意見を表明した。
 同日この後、土木委として平成16年度完成を目指す福岡東環状線「志免町南里〜粕 屋町仲原」約2・3km、今年7月供用開始した門松大橋(筑紫野古賀線)、大隈陸橋(福 岡篠栗線)を、翌9日同じく今年7月完成した「大山川砂防ダム」(高さ12・0m、延長 74・9m、糸島郡二丈町)等を視察した。