県、浸水想定区域図を公表/御笠川、多々良川、那珂川水系/土木委員会


▲福岡県が10月6日公表した「福岡都市圏浸水想定区図」
  (御笠川・多々良川・那珂川)
 10月6日行われた土木委員会で、県は御笠川、多々良川、那珂川水系における「浸水想定区域図」を公表した。

平成16年6月時点のこれらの河川の整備状況などを勘案して、概ね百年に一回程度(毎秒約1000トン以上の流下を想定)起こりうる大雨が降ったことにより、河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況(水深及び範囲)をシミュレーションにより求めたもの。

 なお、県は03年7月19日の豪雨時流量 を 踏まえ、当初計画の毎秒730トン(99年6月29日)の流下能力を同890トンに増強。河川の拡幅や河床掘削も増やし、07年度完了の予定で工事を進めている。

市町が策定する洪水ハザードマップ等の一助に

 「浸水想定区域図」を公表することで、浸水が想定される区域や安全な避難場所を住民に周知する洪水ハザードマップ等を流域の市町が策定することを支援したいとしている。
 なお、このシミュレーションにあたっては、支川の氾濫、想定を超える降雨、高潮、内水による氾濫等は考慮していないという。

高速道路五号線(月隈〜福重)整備が遅れ

 さらに同委員会で、福岡都市高速道路整備計画(月隈〜福重18・1km)の完成時期の見直しについて次のように発表した。


<完成予定年度>


平成17年度→平成24年度
       野多目〜堤      4・4km 平成17年度
       堤  〜野芥     3・1km 平成19年度
       野芥 〜福重     4・1km 平成22年度
       1〜5号線連結    0・9km 平成24年度


 また、通行料金は5号線の全線開通後も、650円に値上げ予定を現行料金の600円(普通車)のまま据え置くことを表明した。


「ETC」は全料金所に拡大へ


 現在、ETC(ノンストップ料金収受システム)は福岡、太宰府料金所のみ利用が可能だが、これを05、06両年度にわたり全料金所に拡大していくことを発表した。
 同導入で40億円増、これから進める5号線の整備で建設コストを50億円削減し、差し引き10億円減としていくと表明した。


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