12/16「点検結果を把握せず点検指示は完結しないのでは」/土木常任委員会 広田県議、水門等の点検状況を問う |
| 「45ヶ所中3ヶ所において動作不良の箇所がある」 広田委員 前回の委員会で水門等の点検状況についてお聞きしたが、その結果はまとまっていますか。 杉本河川課長 今回あらためて出水期前に行った点検の結果についての報告を各土木事務所に求めたところ、45ヶ所中3ヶ所において動作不良の箇所があるとの報告を受けている。 いずれの箇所も排水施設であるが、その排水施設設置後、その他の農地整備、灌漑排水事業、あるいは周辺の河川本川の改修、ポンプ等の増設によりこの3ヶ所については、ほとんど使われていないような状態です。 それで、そのままになっていましたが、これらの施設については排水機能の向上を図るために、今後の点検に基づいて改修の処置をとらせていただきたい。 広田委員 少し理解しがたい。水門そのものが必要なくなったということですか。 河川課長 必要なくなったということではないが、施設が古くなっているものもあり、周りの排水施設等で代替機能が十分まかなえたということです。 広田委員 台帳から除去しても構わないという判断ですか。 河川課長 決してそういうことではないですが、排水機能の向上を図るためには必要と考えています。今後、修繕等を計画していきたい。状況等が35年くらい経っているため、周りの状況がかなり変わってきている。総合的にその機能の保持が必要かということを含めて今後検討していきたい。 「平成11年に水門が壊れていて被害が拡大し、二次被害をもたらした」 広田委員 前回も申し上げたが、平成11年に溢水して水門が機能しなかった故に被害が拡大した。二次災害をもたらしたんです。これは福岡市が管理している水門でしたが、それが壊れていた。そういう危険性は今回の3件についてないのですか。 河川課長 全く危険がないかというとそうではないと思いますが、今までの経緯からして特に問題にならなかったと思います。 「出水期前に水門の点検を指示」 「指示の結果報告を受けていない」 「結果報告を受け、補修を指示して指示が完結するのではないか」 広田委員 曖昧な事を言ったらいかんよ。たまたま出水、集中豪雨がその近辺になかったから事なきを得たかもしれない。今年、出水期に備えて国が点検を指示していましたよね。県が指示し、国も同時期に。 そのことに対し、危機意識が不足しているのではないですか。本庁より点検指示はしたがその結果について把握していない。指示をしてその結果報告をきちんと受けずじまいということは指示そのものが完結しないのではないですか。どうですか課長、結果を掴んでその補修を指示する。そこまでしないと点検調査の意味がない。そう思いますがいかがですか。 「指示しっぱなし、現場任せは無責任では」 河川課長 出水期前については、点検、確認するということで指導しているとことであるが、その範囲については事務所の管理に、事務所の判断によるとこがかなり大きい。悪いところについては、当然河川課に報告し、予算要求し、そして修繕を行うということであるが、今回そういうことがなかったということです。 広田委員 ということは、あなたのところは結果責任が無いといことですか。 河川課長 いやそういうことではなく、責任は感じています。 広田委員 現場と本庁の河川課の同時責任である。委員会で皆さん方の報告を受けていると、どうもその辺が本庁は言いっぱなしで現場任せ、ほとんどそう。そういうことが余りにもひど過ぎる。給料返せと言いたい。こうした点について、部長明確に答えてください。 「点検結果を求めるなどその後のフォローを通し職員の意識を高めるとともに、システム 的体制を向上させたい」 広瀬土木部長 出水期前の指示については、委員の方からも話がありましたように国の方からも同じような指示が出ております。福岡県におきましては、国の指示を待たずして、まず県の方から指示を出しているということでありまして、まさに委員ご指摘のように危機意識をもってやらないといけないという一つの表れであると思います。 この指示は点検しなさいということとあわせて、点検の結果、不具合が生じているものがあればちゃんと必要な措置をとりなさいという、かなり指示というか命令的なものです。これまで点検の結果の報告は求めておりませんが、今、委員からご指摘がありましたようにちゃんとその後フォローするということが非常に大切なことですので、そういったことを通して職員の意識を高めるというようなことが重要であるかと思いますので、そういう形で取り組んで参りたいと考えています。 また、先ほどの3ヶ所の件ですが、先ほど河川課長が説明しましたが、もともと樋管なり水門があった。それで機能していた内水排除とかそういった機能が近隣の施設が整備されることによって一応維持されている。ただ、最近の出水状況等をみますと非常に大雨等がおおございますので、より機能を高めるためにもともとあった樋門を機能強化しようということで、抜本的な改修を行っていこうと考えております。 通常これまであった治水安全度は新しい施設によって確保されているということでご理解いただければと思っています。いずれにしましても、引き続き職員の危機意識といったものを意識改革だけではなく、システム的なその体制、そういったものを向上させていきたいと考えています。 広田委員 部長の言葉どおりでやっていただきたい。 |
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