松島・箱崎・松崎の3地区連合会とともに地域調査

実績には困りません 
1地区10実績以上ですたい!
地域サポート運動・党福岡・東第2支部の地域調査活動から (公明新聞2002.07.09付)


 「わが支部では1地区10実績以上ありますよ」と、胸を張るのは、党福岡県本部・東第2支部(福岡市東区)の長文雄支部長(61)。同支部では1996年から年1回、住民と協力して「地域調査」活動を実施し、浮かび上がった課題を次々と解決してきた。今年も7回目となる「地域調査」を4月から7月にかけて実施しているが、その模様を、各地の地域サポート運動の一助とするために紹介する。

 『年1回「要望書」を配布/住民から課題・意見を吸い上げ』
 『寄せられた要望もとに議員・党員が現地調査/自治会長などからも状況を聞く』


 6月23日午前9時30分。福岡市東区内の集会所に公明党の広田誠一県議(党県副代表)、梅崎幸助市議とともに、長さんら党員約20人が集合した。この日は、同支部の5地区連合会のうち、松島、箱崎、松崎の3地区連合会が「地域調査」活動の現地調査を行う日。党員らは、調査結果を記録するための画板やカメラ、連絡用の携帯電話を持って集合。運転担当者もいて、壮年党員の姿が目立つ。全員、意気揚々といった様子だ。  3地区連合会では「現地調査」に先立って3月から準備を進めてきた。4月には支持者や近隣住民に「要望書」を配布。地域の問題や行政に対する要望を記入してもらい、4、5の2カ月で回収した。

 6月9日、長支部長を中心に広田県議、梅崎市議、地区委員などが集まって、現地調査の打ち合わせ会を開催。回収された「要望書」の内容を検討し、現地調査を実施するかどうかを決定。さらに内容に従って、どの議員が現地に行くかを話し合い、広田県議が12カ所に、梅崎市議が20カ所に、両議員がそろって1カ所に行くことになった。
 23日午前10時すぎ、議員・党員は、県議グループ、市議グループに分かれて車両で出発した。現地調査1カ所目は、スーパーの駐車場入り口。下り坂になっていて子どもが自転車で飛び出すなど、事故が心配されている所だ。

 現地で「要望書」を提出した婦人と自治会長に合流。議員・党員は自治会長らから状況説明を受けるとともに、飛び出し防止策を一緒に検討。その後、スーパー店長と面会し、住民の不安を伝えて防止策を提案した。店長は「スーパー本部に報告し検討する」と応じた。
 スーパーでの調査を終えた一行は二手に分かれ、次の場所へ出発。県議グループは東区原田に向かった。同地では近くに交番がなく、必要な時は警察官がバイクで駆け付ける状態。「いざという時に不安」と、交番の設置を求める「要望書」が出ていた。
 現地には、原田東町自治会長の木村壽良さんが待っていた。木村さんは広田県議に交番が必要な理由を詳しく説明し、設置を希望する場所を示した。広田県議は「警察が地域の状況を正確に把握するように、事件・事故があったら必ず通報を」とアドバイス。交番設置に向けて手を携えて取り組むことを約束した。

 木村さんは「議員と一緒に取り組んだ方が警察も動きやすいと思うのです。広田県議とは地域の会合で、よくお会いしています。交番設置を求める地域住民の声を警察に伝えていただければ」と語っていた。
 広田県議は「交番設置には地域の状況を警察によく伝えていくことがカギ。今後、地域ごとに防犯教室を開いて防犯意識を高め、交番設置への機運をつくっていきたい」と話していた。

 現地調査は夕方までかかったが、広田、梅崎の両議員は調査後の活動が待っている。課題解決へ議員が奔走する番だ。それぞれが県や市に働き掛け、国に働き掛ける場合もある。例えば、国道高架下に20年近く廃材やタイヤなどが放置されていた問題では「臭いし、暗いために犯罪も起こっている」と、自治会長から改善要望があった。
 国道だったため広田県議は、東順治衆院議員に連絡。国土交通省本省から国道事務所に対応を指示してもらい、廃材などはすべて撤去された。一方、梅崎市議は市に該当個所へのフェンス設置を要望。今では、球技などができる広場に生まれ変わり、住民から大変喜ばれている。

 『7年間で、住民の身近な党に』

 同支部の「地域調査」活動実施のキッカケとなったのは、95年の県議選。2期目の広田県議が約3000票減票した。この時、長支部長は「地域にどれだけ貢献できるかが大事だ」と、公団住宅の維持・修繕に当たる"点検班"をヒントに「地域調査」活動を提案。「相談を受けてから動く従来型ではなく、いわば"御用聞き"型の活動」(梅崎市議)としてスタートした。
 以来、7回にわたって「地域調査」を実施し、ノウハウを蓄積。両議員は、現地調査で把握した要望事項を一覧表にまとめて、対応を記録。約半年後の毎年12月ごろには、進ちょく状況を党員を通じて要望者に中間報告するようにしてきた。

 地域の声を聞くため、自治会との連携も重視。現地調査の際には党員が自治会長に声を掛け、なるべく立ち会ってもらうようにしてきた。自治会長からは、その場で別の要望が出るようにもなってきた。中には「公明党議員の尽力で」と、問題解決後に回覧板を回してくれた自治会長もいる。交流の深まりにより、最近では諸団体の総会から体育祭に至るまで地域の諸会合に公明党議員は必ず招待されるという。

 把握した問題の解決に6年にわたって取り組んできたため、「地域ごとに公明党の実績をまとめようと思ったら、すぐにできる。1地区1実績どころか、10実績以上」と、長支部長は誇る。松島地区連合会長の平島裕美子さんは「従来は議員といえば遠い存在でしたが、身近な存在になりました」と喜ぶ。
 何より、党活動の活発化が大きな成果。広田県議は「自信を持って党の活動をやっていただいています。議員・党員の連携が深まりました」と語っている。